マンションの管理費は物件価値の維持に役立てる

マンションの管理費は物件価値の維持に役立てる

マンションの管理費は狭い意味で使うことと広い意味で使うことがあります。
狭い意味で使う場合には、警備費用とか管理人の給料等です。

 

 

 

広い意味で使う場合には、純粋な管理費の他に維持費、修繕費を含みます。
維持費とはエレベーターの保守点検費用や共用部分の水道光熱費等です。維持・管理費とひとくくりで呼称する場合が多いです。修繕費は建物の偶発的な比較的小規模な損傷を修繕する場合に使われることが一般的です。ただし大規模修繕費は数年または十数年に一度位に支出する費用で、例えば外壁、共用部分の床・内壁の張り替えなどを行う場合に支出する費用のことです。
これらの管理費、維持費、修繕費、大規模修繕費は、いずれもマンションの物件価値の維持に役立たせる費用の総称です。

 

 

 

逆を言うと、物件価値を高める費用では無いと言うことです。
物件価値を高める費用は主として資本的支出と呼ばれるものです。これは現在の物件以上の機能や品質を高めるために支出される費用のことです。

 

 

 

例えば増築して階数を増やしたり、エレベーターを1台追加したり、1階のロビー部分を新たに大理石貼りにしたるすることです。
これに費やした費用は、財務諸表の貸借対照表の有形固定資産に計上され、減価償却の対象にもなります。

 

 

 

これに対して物件価値の維持に役立てる管理費、維持費、修繕費は損益計算書の支出費用に計上され、減価償却の対象にもなりません。
ただし大規模修繕費の場合には、支出総額や修繕内容によっては、資本的支出に類似した処理をすることもあります。